成人式ってなんだ??

振袖  いろは

2014年07月02日 14:40

こんにちは。

毎日せっせと来週のイベントに向けて値札を付けているオーナーです。

前回の振袖の起源の続きで、成人式って結局なんだ?編です。

成人を祝う儀礼は古くからあり、男子には元服・褌祝、女子には裳着・結髪などがありました。

日本における成人式のはじまりは、終戦間もない1946年11月22日、埼玉県北足立郡蕨町(現:蕨市)において実施された「青年祭」がルーツとなっています。

敗戦により虚脱の状態にあった当時、次代を担う青年達に明るい希望を持たせ励ますため、当時の埼玉県蕨町青年団長高橋庄次郎が主唱者となり青年祭を企画しました。

会場となった蕨第一国民学校(現:蕨市立蕨北小学校)の校庭にテントを張り、青年祭のプログラムとして行われました。

この「成年式」が全国に広まり現在の成人式となりました。

蕨市では現在も「成年式」と呼ばれており、1979年の成人の日には市制施行20周年、成人の日制定30周年を記念して同市内の蕨城址公園に「成年式発祥の地」の記念碑が同市によって建立されました。

振袖を着るのは19歳が厄なので、19の誕生日までに振袖を購入して長い袖で厄を払うなど色々意味合いがあります。

ちなみに、ここ数年の成人式では酒を飲んで暴れる若者のニュースなどがよく、とりあげられますが大人への儀式なので馬鹿な行動をすると後が恥かしいのでやめましょう!あくまでも大人になるための儀式ですから。

海外にも成人式的なものがあります。

高さ30メートルの塔から足首に木のツルを巻きつけて地面ギリギリまで落下する。(バンジージャンプのことです)

14,5歳になると1人でサバンナに出かけ、ライオンを仕留めると立派な成人と認められ、大事な部落の会議へも参加を許されます(マサイ族)

熊を一人で倒し、巨大なツメを持ち帰る(ネイティブアメリカンの部族)

素手で鮫を捕獲!(パプワニューギニア)

他にも色々と信じられない成人式がありますが、日本人でよかったと思いますね。

次回は来週のイベントに登場する素晴らしい着物たちをご紹介します。

今回の目玉は・・・・



明日に続く・・・







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